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今年もまた辺り一面に 白く清楚な
野生の(?)マーガレットが咲きました
昨年の今頃は ホームページを公開したばかりで
別ページ第1号にして 唯一のフレームページ
『パインハウスのひとびと』を 七転八倒 ...... 
何が何だか分からないまま ひたすら作っていました

そして『2000 夏特集』は
どうにか繁忙期を乗り切って もう秋風も寒くなった頃に
疾風怒濤の夏を総括する形で完成しました

この『2001 夏特集』は ホームページも2年目とあって
どうにか夏本番前に 滑り込みセーフのお目見えです...
この特集で 皆様の気持を『夏の北海道』へ
『夏のパインハウス』へお誘いすることが出来ますれば
こんなに嬉しいことは有りません


それからの ・・・
ジョンにゃん次郎ペルシャ猫ミルク

〈さむらい〉ジョン



昨年の夏 『神様』 と会った( 「2000夏特集」参照 )
ジョンにゃん次郎は、さらに悟りを深めたのか... ?
ただもとの、けものの本性に戻っただけのか ? ... 
半眼の視線は虚空をとらえ、虚無の中の真実を
見据えているかのように見える姿は、
奥義を極めた剣客の“それ”にさえ似ている。

「 所詮無明の谷間へ ...... 」と、唱えつつ、切って
切って、切りまくった『大菩薩峠』の『机竜之介』は、
善と悪の垣根を乗り越え、運命の流転のままに
『音なしの構え』の必殺剣をふるって行く ・・・・

《 大いなるもの 》にとって、混沌として、運命の流転
に翻弄されうごめく、我々人間世界のことなど、我々の
足元を通り過ぎる“蟻の営み”程にも見えないのか ?
それとも、大いなる高みから望む大慈悲のまなざしは、
無限の小さきものにまで届くが故に 《神》であり
《 大いなるもの 》なのか ・・・

純真ミルク



昨年の七月の初め、デパートからやって来た
ペルシャ猫のミルクは、栄養失調気味の小さな
小さな子猫でした。( 「2000夏特集」参照 )
それが、家族皆の愛情を一身に集め、すくすくと育ち、
ジョンにゃん次郎を凌ぐ、若猫へと成長しました。

私は、このミルクを飼うことによって、
猫の本当の可愛らしさを知りました。
とにかく純真なのです。
考えることは、寝ることと食べることだけ、...
人間のように、不純で不要なことは何も考えない、....
ジョンのように外を眺めることがあっても、
決して外へ出たいと思わず、ひねもす一日、
食べては寝て、勝手気ままに時を過ごすのです。
そのミルクの純粋な瞳や、あどけなく他意の無い
仕草に接する時、心の底から愛おしさが
湧き上がって来るのです。

我が家に来た時は、物陰の隙間で、
怯えるように寝ていたミルクが、
時が経ち、丸々と大きくなるに連れて大胆となり、
今や、白狸と見まがうばかりの肥体を横たえて、
ところかまわず寝てしまう姿なぞ、
どここぞの嫁御にそっくりです。



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